こんにちは、可愛いOL部のこでんです♥
オラオラ系と呼ばれる男性とお付き合いしたことがありません。
苦手なんです。普段はオラオラハッハしているのに、肝心なところで責任負わされそうとか、甘えられそうとか、人間の外側だけに強いバリアをつくっているようで、実は弱っちいのではないかカッコ悪いという結論になってしまいます。(オラオラ系の方はごめんなさい。)
弱いところも甘えんぼうなところも好きなんですけどね。
オラオラの殻に包まれてしまうと、どうも愛おしさとかけ離れてしまい、ただのヘタレに見えてしまうんです。(重ねて、オラオラ系の方はごめんなさい。)
私がオラオラ系の方をこんな目で見るようになってしまったのは、前に勤めていた会社の上司がオラオラ系だったからなんですね。
で、いつもゲキを飛ばしている“超コワイ人”だったんですけど、社長の喝が入るとシュンってなってしまい、そこは部下を守ったりポジティブな言葉で男らしく持ち上げようよ!って思ってしまったことにあります。
そんなこんなでオラオラ系男子と付き合ったことはありませんが、普段は男らしくリードリードしてくれそうですよね。
付き合ったら、たぶんこんなかんじだと思います。
デート。
お昼に待ち合わせの場所に着くと、ちょうど彼も歩いてきた。
冬でもこんがり焼けた肌と、鍛えられた程よいスタイルにぴったりのジーンズの後ろポケットにはルイヴィトンの財布を覗かせ、足元は真っ白なスニーカー。
サングラスから上目使いで目を合わせると、言葉を交わさぬまま歩きだす。
「パンケーキ食べたーい♪」と言う私の声をスルーし、入ったお店は家系ラーメン。
食べ慣れないボリュームにハフハフしながらラーメンを食べていると、カウンターの隣に座る彼が先に食べ終わり、じーっと私を見る。こわばって食べづらい。すると彼は、「お前食べるの遅ぇよ、待ちきれねぇ。先出てるわ」と言って先に退席してしまった。
ラーメンを食べ終えて外に出ると、彼の姿はない。
電話を掛けると「お前が遅くて退屈だったから、向かい側のカラオケに入った。301号室。・・・プープー(切れる)」
急いで301号室に向かうと、彼の姿はない。
ソファの上には、ひとつのリングケースと手紙が。
涙していると、彼は戻ってきてEXILEのラブソングメドレーもプレゼントしてくれた。
歌う彼の横顔、黒い肌に映える白い歯、袖口から見えるロレックスと手首に刻まれた龍のタトゥ。
「ねぇ、私のこと、好き?」と聞いてみる。
5秒の沈黙を破った彼はサングラスでは隠せないほどのドヤ顔で「え、そんなこともわからないの?バカなの?」
カラオケ店を出ると、偶然、私の幼馴染の男友達にバッタリ。
「おお!○○(下の名前)じゃんか~!久しぶり!」と肩をポンっとしたフレンドリーな男友達に腹を立てた彼は、男友達をにガンを飛ばし、「あ?あああああああぁぁぁぁああああああ!?」と大きな声を出し、指をパキパキ鳴らした。
これで私は何人もの男友達を失っているけれど、彼の愛と引き換えになるなら、惜しくない。
彼はあらかじめ駐車場に停めておいたセルシオに私を乗せて走り出す。
きらめくLEDの光と大音量の湘南乃風を流しながら首都高を駆け抜ける。
窓を開けて、私の髪の毛は乱れ、彼のタバコの香りに染まる。
何も言わずに彼のマンションに連れて行かれ、私は朝まで愛される。
たぶんこんなかんじだろう。
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