こんにちは、こでん(@odecoden)です♥
「お金持ちになりたい」
「有名になりたい」
漠然と描く夢は無限に浮かぶけど、いつも通りの1日が終わる。
大学を出て名の知れた企業に勤めているものの、成功者と比較してはどこか引け目を感じてしまう・・・。
そんな身近な友達にもいそうな男性の目の前に現れたのは、「夢をかなえる教え」を与えてくれる、インド製の異国情緒漂う(?)ゾウの姿をした関西弁の神・ガネーシャ。
自己啓発本はこれまでたくさん読んできた。
そのほとんどがくすぶる心を一時的に高揚させて変われたような気持ちになるだけのものが多いが、この本はさらに実践・行動へと促してくれる要素がある。
例えば、トイレと靴はピカピカにしましょう。
そんなことで成功者になれるのだろうか?
半信半疑な男性(と、読み手の私)に語りかけるのは、関西弁のあいつなのである。
「自分、何もわかってへんね!」
「相手の求めるものを先回りして用意することが大事。あんみつ食べたい!」
靴磨きから始まる教えは、一つずつ増えていく。
世界的成功者のエピソードも交えながらの展開も、読み応えがあってとても面白い。
ガネーシャに言われたことを実践する男性は、その日単体で見ると受け身のようだが、振り返ればこれまでの教えを能動的にできるようになっていた。
具体的な「やりたいこと=夢」も明確になっていた。
そして最後・・・。
読了して気付いたことは、30代になって自分が守りに入っていたということだ。
色んなことを知った気になっていたから、人の意見を聞き入れることなんて少なくなっていたし、成功するもしないも自分の満足感次第だと決め込んでいた。
これからは、いくつになっても素直に何でも吸収する好奇心を多く持っていきたいと強く思わせてくれた。
また言葉でも態度でも物理的な何かでも、相手の求めるものを汲んで与えることに対して出し惜しんでいる部分に気づけたのも大きく、今後の自分の行動に影響するだろう。
成功者になるには・・・。
それは方法とか手段とかじゃなく思考のクセと行動のクセであり、実はとてもシンプルなのかもしれない。
私もいつかガネーシャの教えが自然と行えるように、当たり前のように習慣づけられたらと思う。
今回の気づきや学びは、今後の仕事や人間関係をとても豊かにしていけるものだ。
恥ずかしさやプライドがゴリゴリに固まる前に、ガネーシャからの教えを心の中で思い出すようにしたい。
そして、実践していきたい。
心の中のガネーシャは、私にも言うだろう。
「自分、何もわかってへんね!」
おわり♥