こでんメモリ。

ーOLの日記帳ー

言葉って面白い。日本語って素敵、ってお話♥

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こんにちは、可愛いOL部のこでんです。

先日、戸田奈津子さんのお話を聞いて、こんな記事を書きました。

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今回、戸田さんのお話を聞き、以前はなんとなく目で追うだけだった字幕に対する思いや観かたが変わりました。次に映画を字幕で観るときは「この字幕がつけられたときに、どんなストーリーや想いがあったんだろう。」と考えながら観るという楽しみも増えました♥

 

 

他にも、普段私たちが目にしている映画のお話も混ぜながら、「ほうほう!」と頷きが止まらない、面白いお話も聞けたのでご紹介したいと思います♥

 

 

戸田奈津子さんが教えてくれた映画と言葉

昔の映画は、フィルムだったので、編集のきかない1本勝負でした。しかし、今はディスクになり、制作発表の1週間前までシーンの追加や取消が舞い込むそうです。

 

 

映画は、あくまで、「画面」を観るものです。字幕を追いかけることに持っていかれてしまうと楽しめないので、文字数にも決まりがあるそうです。

 

 

例えば・・(英語に不慣れな例えですが)

「Alexander came back to Los Angeles.」

というセリフに字幕をつけるとしたら、直訳してしまうと、とても長いです。

【アレグサンダーはロサンゼルスに帰ってきたよ。】

これを字幕にすると、読むだけで精いっぱいで、映像に目がついていきません。このような場合、【彼は街に帰ってきた。】と、字幕にするそうです。ここが、翻訳家の文章力の見せ所なのだそうです。

 

 

また、英語では一人称は「I / You」

でも、日本語だと「私 僕 俺 / あなた 君 彼 彼女」と一人称にもたくさんの言葉がありますよね。

 

 

翻訳をしていくときには、まずは映画を観てキャラクターやシチュエーションなどを掴み、そして字幕をつけていくそうです。

 

 

ですので、捉え方が複数あると話が繋がらず、変わってしまうことから、最後まで一人で訳すそうです。とても大変なお仕事ですが、そこも日本語の素晴らしさで、面白いところだとお話されていました♥

 

 

いやぁ、日本語って面白いですよね。単語も言い回しもたくさんあるから、同じ内容でも書く人によって変わってきます。

 

 

今回、戸田さんのお話を聞き、改めて日本語が大好きになりましたし、もっともっと自分の文章力や表現力を上げたいと思いました。

 

 

たくさん読むこと、書くこと。そして自分の言葉で伝えていくこと。

 

 

当たり前のように毎日使っている日本語で、私なりのメッセージをもっと伝えられるように日本語のお勉強と文章力アップにつとめます♥

 

 

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