こでんメモリ。

ーOLの日記帳ー

翻訳の世界で活躍するあの方から教わったこと。

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こんにちは、可愛いOL部のこでんです。

先日、取引先の感謝祭に行ってきました。

毎年ゲストを呼んでの講演会をするのですが、今年のゲストは翻訳家・戸田奈津子さんで、とても素敵なお話を聞かせていただきました♥

 

 

タイタニックの映画字幕やテレビでの通訳など、色々な作品・場面で活躍されていますよね。なんと豪華に2時間もお話をしてくださいました。

 

 

今回、戸田さんが伝えてくれたメッセージを、こでんなりに受け止め、記したいと思います。

 

 

 

きっと戸田さんが伝えたかった3つのこと

1・夢を持ち、大事にしてほしい

ジェームズ・キャメロンがアバターを作るとき、ジョージ・ルーカスがスターウォーズを作るとき、二人とも共通したお話をされていたそうなのです。

それが、「この作品を3Dで表現することは子供の頃からイメージできていた。それを人に見せるという夢を叶えたくて映画を作った。」と戸田さんにお話したそうです。そのお話から、「子供の夢を形にして見せたいという気持ちを大事にして欲しいし、いくつになっても夢はもてる」と伝えてくれました♥

 

 

2・言葉を愛することを忘れないで

字幕を好むのはほぼ日本人だけです。最近は吹き替えのほうが人気があったり、漢字がわかりづらいというクレームから“字幕のひらがな化”もされているそう。

日本語は、見るだけで意味がわかる漢字に添えるように平仮名をつけるところが美しく、“日本人がつくり・伝えてきた日本語”は、素敵だということを忘れないでほしいと語っておりました。

 

 

3・子供に日本語の美しさを語り継いでほしい

最近は英才教育として幼い頃から英語を学ぶ子どもたちが多くなりました。でも、英語を入れることで日本語の教養が抜けるなら、英語はもう少し大きくなってからでOKです本をたくさん読んで、想像力をつけてほしい。

そして、子どもには「世の中の悪いこと、つまらないこと」ばかりではなく、「日本語の美しさ、伝統、素晴らしさ」をきちんと語り継いでほしい。とお話されておりました。

 

 

以上、3つにまとめてみました♥

翻訳された映画は公開前にディスクにやいてもらえるそうなのですが、公開前のとても極秘のデータなので、ややこしいパスワードがついているそう。それを上手く入力できず、毎回誰かに開いてもらっている、というとてもおちゃめなお話も聞けました♪

 

 

戸田さんが伝えてくれたことは、こでんもたくさんの人に伝えていこうと思います。言葉って素敵。

 

 

英語ってかっこいいし、いけてる。そんな英語のお仕事をしている戸田さんは、誰よりも日本語と言葉を愛している方でした。

スターと私の映会話! (集英社文庫)

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字幕の中に人生

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